地震が起こると窓ガラスや室内のガラスが割れ非常に危険な状態になります。
割れたガラスの破片は鋭い断面で凶器のようになります。
このガラス破片が室内に飛び散り体を傷つけたり、床に落ちて足に刺さったりします。
割れたガラスは建物からの脱出の妨げにもなり、一刻を争う事態ですばやい脱出ができなくなる可能性もあります。
また、地震だけでなく台風や竜巻などが起こった場合も同じような危険が想定されます。
「飛散防止フィルム」 はこのようなガラスが割れてしまうような事が起こってしまった時に、破片が飛び散らないようにする効果があります。
学校や公共施設の窓ガラスは飛散防止フィルムを貼る対策が進んでおり、ご家庭でも安全のために飛散防止フィルムの施工をおすすめします。
◆衝撃破壊試験結果(A法)
衝撃側 | 落下高さ | ガラスの飛散重量 | JIS-A5759規格値 | |
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衝撃側 | 落下高さ | |||
貼付側 | 30cm | 0.6g | 0.2g | 大きな破片10個を選び、その総重量が80g以下でありかつ落下した一片の質量が55g以下であること。 |
貼付側 | 30cm | 0.4g | 0.2g | |
非貼付側 | 30cm | 18.1g | 5.1g | |
非貼付側 | 30cm | 2.3g | 0.5g |
試験項目:飛散防止性能A法(衝撃破壊試験) 試験片記号:A1-1板ガラスの破壊 (財)建材試験センター |
試験項目:飛散防止性能A法(衝撃破壊試験) 試験片記号:A1-1飛散したガラス破片のうち、大きい順に選び出した10片の形状 (財)建材試験センター |
◆層間変位破壊試験結果(B法)
ガラス飛散防止率 | 判定 | JIS-A5759規格値 |
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99.10% | D1 | 飛散防止率は、表示記号D1が95%以上表示記号D2が85%以上であること。 |
99.10% | D1 | |
99.10% | D1 | |
99.10% | D1 | |
99.10% | D1 |
破壊状況試験項目:B法(層間変位破壊試験) 試験片記号:B-1板ガラスの破壊及びフィルムの破断(破断長さ110cm) (財)建材試験センター |
破壊状況試験項目:B法(層間変位破壊試験) 試験片記号:B-2板ガラスの破壊 (財)建材試験センター |